【 原点回帰の戦略 】 慣習や常識に捉われたマーケティング戦略を見直す ゼロベース思考の マーケティングの 3 つの習慣 と ステップ

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ゼロベース思考のマーケティングノウハウ

 

ゼロベース思考へ戻れない企業や個人とは

一度事業の立ち上げに成功した経験は、しばしば組織と人材に、過去のマーケティングやオペレーションの慣習や常識を植え付けてしまう。慣習や常識に捉われたマーケティング戦略は「考えない」マーケティング戦略になっていると著者は言う。

たしかに、成功体験を踏襲する動きは多くの組織で行われており、半ばルーティン化している事例が散見される。
顧客として私から見た場合、ほとんどの企業は、もうすでに改革する時期であるのに「またそれか」といった内容も多く、その場合その企業から買うのを止めたりすることが多い。

これはとくに老舗や成長の停滞している企業に多く、現代の市場では致命的な欠点である。そのような病に陥った組織や個人はいかに考えれば良いのか。その場合は、自らの持てるリソースをゼロから見直す必要があるが、一度成功したり持ってしまった場合、その呪縛から抜け出すことは難しいだろう。

そこで今回は、ゼロベース思考に至るステップと習慣への視点、発想に至るプロセスなどをまとめておきたい。

より詳しい情報は、【 戦略の断層――その選択が企業の未来を変える  】 を参照して頂きたい。

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ゼロベース思考 3 つのステップ

1. 今ある常識を明文化する

組織や個人、業界の常識や規制、過去の成功や失敗体験からの慣習や行動規範など、当たり前と見なしてきたものを明示化する。

2. 規制を無くし自由な発想で列挙する

明文化した既存の慣習や常識を仮に「ゼロ状態」とすると仮説的可能性や解決策が浮上してくるかを自由な発想で列挙してみる。

3. 既成概念の選択を無くし最適を選ぶ

列挙した複数の仮説や解決策の中で、どれが最適かをゼロベースの地点から選択し、既成概念にとらわれずに実行する。

ゼロベース思考 3 つの習慣

1. バイアスを意識し炙り出す

問題や課題に対して反射的に「それは違う」と否定的な判断や反応をしてしまったとき、意識的に立ち止まる訓練をしよう。その反射バイアスがかかった「否定」はたいてい自身の「常識や既成概念」をあぶり出している。

2. しなくてもいい自由な立場で考える

~しなければならない。~でなくてはならない。
などと自身を駆り立て叱咤したくなるとき、意識的に立ち止まる訓練をしよう。
義務感や自分を縛る「慣習」や「規制」を示している。~しなくてもいいという自由な立場で柔軟に考えてみよう。

3. 自分の考えを白紙にできる柔軟性をもつ

人の意見を聞く耳を持たない「固定概念」に執着している自分のせいだ。自分の考えを白紙にして極力多くの人達の意見を傾聴しよう。

新たな気づきや視点が生じてくるかもしれない。

ゼロベース思考 マーケティング 2 つの視点と発想

強い意志と市場を創造する視点からの発想が非常に大事だという。

1. 主観的意志について

強い意志と、市場を創造する視点からの発想について考えてみる。強い意志は、主体となる組織と人材がもつ主観的なものである。

マーケティングは、そのすべてが顧客の客観的ニーズから発想されるわけではなく、主体が人間であり一消費者である限り、主他者自身が信じて念じる価値を、情熱と志を以て市場に提案することであるという。

着想や着眼はあくまで主体者の意志であり、市場と顧客が教えてくれない価値をイメージし創造できるのは、その出現を望む誰かの意志と挑戦からしか生まれないと著者は指摘している。

2. 客観的意志について

市場立脚視点、市場に隠された可能性を探求し続け、ランダムに試し続ける、たゆまぬ努力と行動を意味するという。

未だ見ぬ顧客にとっての価値を市場のなかで探し続ける、しつこく問いかけ、働きかけ、よく聴き続ける「市場との対話」が必要だ。

要は強い意志と市場立脚視点はお互いにミックスしながら、新たな価値の多様な仮説を生み出していく。これがゼロベース思考のマーケティング発想と著者はいう。

原点回帰の戦略とは

戦略の断層~その選択が企業の未来を変える

 

まずゼロベースに戻る決意をし、ゼロベースに戻り、バイアスのない白紙の状態で、新たに経営課題や事業課題に挑戦する。ゼロベース思考とは、過去の自社の成功体験から導かれた常識や慣習をすべて捨て去り、それらに捉われることなくゼロの状態で、停滞した現状を突破するための解決策を模索することであるという。

成功体験を忘却するのは難しいが、積み重ねた経験・技術・スキルを抽象化して、昇華し、普遍的なコンピタンスにすることが必要であるという。普遍的な要素を残したうえで、常識や慣習そのものはゼロに戻す。慣性が生む思考停止状態をゼロにすることである。

自社での慣習的な過去の成功パターンは、現場から発想するマーケティング戦略の思考を停止させてしまった場合、上記の視点や考えを採用する時期に差し掛かっていることは間違いないだろう。

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参照画像【Types of Innovation】
参照画像【The 10 Best Ways HR Can Improve Workplace Creativity and Innovation】

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