【My Goal 成功の秘訣】 成果を創り出すための 8つのあり方

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ピレネーで遭難した登山隊

ある登山隊がピレネー山脈を登山中に雪崩に遭遇しました。隊員たちは一時的に意識を失ってしまいます。 意識が戻ったときには、背負っていた基本的な装備が失われていました。

一生懸命に自分のポケットの中に何が残っているか探してみたら、ろくなものがない。 食料もチョコレートなどの非常食が少々。最悪なことにはコンパスもなくなっていた。その瞬間に、もうわれわれは生きて帰れない、どうやって山を下りるんだ、と隊員たちは暗澹たる気持ちになりました。

ところが、ある人のポケットの中から一枚の地図が出てきました。これを見ているうちに、だんだん元気が湧いてきました。尾根がこういうふうに走っていて、周囲の地形がこうなっているということは、どうもわれわれはこの辺にいるのではないか。 今、太陽がこっちから出ている。

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ということは、こちらのほうが東ではないか。 とすると、こう行けば下山できるのではないか・・・・、と地図の上に道をつけるという作業を始めました。 つまりストーリーを組み立て、それを共有したわけです。下山の過程ではさまざまな困難がありましたが、登山隊は地図の上につけた道筋を信じて、それを頼りに困難を一つひとつ乗り越え、奇跡的に下山することができました、めでたし、めでたし・・・・という話です。

この話にはオチがあります。雪崩の情報は麓にも届いておりました。この登山隊が遭難したと考えた麓の人々は救助隊を組織します。しかし、上空からの緊急捜索では見つかりません。連絡もとれません。状況から考えて生還は絶望的だと半ばあきらめていました。ところが、そこに登山隊が生きて戻ってきたのです。

驚いた救助隊の人は、登山隊のリーダーに「あの状況で、いったいどうやって戻ってこられたのですか?」と尋ねました。リーダーは一枚の地図を取り出して答えました。「この地図のおかげで助かりました」。 救助隊員は笑って、言いました。「こんなときによくそんな冗談を言う余裕がありますね。これはアルプスの地図じゃないですか・・・・」。

驚いた登山隊のリーダーが自分たちが道筋をつけた地図を改めてよく見ると、それは実はピレネーではなくアルプスの地図だった、というのです。

成果を創り出すための 8つのあり方

  1. 考えるよりも先にゴールを決める
  2. 自分に正直になる
  3. 自分の夢やビジョンを伝える
  4. リスペクトを心掛け基本に忠実に行う
  5. 背伸びした冒険(目標)をする
  6. 現在に集中し責任を持つ
  7. 約束を守りリレーションシップを保つ
  8. 目標達成の強い意思を持つ

① ゴールを決める:「考える」より先に「決める」

最初に「決める=決断する」か、それとも「考える」かで、その後の結果は大きく変わってしまう。考えるから入ると、よけいな選択肢が増えてしまいます。「決める」ほかに「あきらめる」「妥協する」「延期する」などの選択肢が生まれてくるのです。 反対に、まず最初にゴールを決め、その後におのずと達成するための方法を考えたり、現状を把握したり、分析する必要が出てきます。考えることを否定することではなく、順番の問題となります。考えてから、目標設定をすると、無意識のうちに無難な目標を設定するようになり、大して努力しなくても達成できる、安全圏や低い目標に終始してしまう。

減煙と禁煙の違い

2658780120 禁煙の場合は、タバコを全く止めてしまうと決めることですが、減煙は、現状を把握して、安全圏内で目標を設定してしまう。最終的な目標は禁煙と想定した場合、減煙の場合、ほとんどが失敗してしまう。禁煙の場合は、その後の行動習慣や得られる快感を変えてしまえば成功しやすい。

例えば、「吸う→ストレス発散」を「吸う→不味い,罰を与える」などに行動を書き換えることができる。 対処法としては、事前に禁煙用の薬や、吸った場合罰金など独自のルールを行動様式の中に組み入れる。

減煙の場合、本数こそ減れど何かしらの要因 ( ストレス ) などで再び元の本数に戻る場合が多い。 それは目標設定の低さと選択肢の多さから、ある種”逃げ”を創り出すことになりやすいからだ。

成果を創出するまでの3つのパターン

① 【 成果を創り出すパターン 】

● 決める ( 目標設定 )→考える ( 現状把握、分析 )→行動する→成果を手にする 決断し考え行動し成果が出やすいパターン

② 【 成果を創り出せないパターン 】

● 考える ( 現状把握、分析 )→決める ( 目標設定 )→行動する→結果 選択肢をあらかじめたくさん用意し、選出して決断し行動して、後で後悔しやすいパターン

③ 【 依存者パターン 】

● 行動する→結果→後づけ ( 目標設定 ) 先に決断せずに行動し結果が出てから目標設定するタイプ、すべて成功は運次第と考えるようになるパターン

目標設定には「期限」を決めることが重要

「そのうち・・」「チャンスがきたら・・」「時間が出来たら・・」「お金が貯まったら・・」先延ばしにする言い訳は、期限を決めないことから起こります。

How to set SMART goals

【SMARTの法則:目標設定法】

  • 【Specific】 具体的であること
  • 【Measurable】 測定可能であること
  • 【Achievable】  同意できていること
  • 【Realistic】 現実的な目標であること
  • 【Timely】 明確な期限がついていること

② 正直:「自分に正直な」目標ならストレスやプレッシャーにはならない

誰かにつくられたり、操作されたりしたものではなく、自分が本当に望むビジョンを描くことが大切である。 親に作られた目標や世間体で作られた目標は、自分にとって不健全であることが多い。

目標設定に拒否反応を示す人は、目標は自分を縛り付けるもので、ストレスやプレッシャーの原因になるからと言うが、それは自分に正直ではない ( 自分が本当に望んでいない ) 目標設定を押し付けられつづけ、それに従いつづけてきた結果を表している。

目標設定をしておかないと、外部要因に翻弄され、それらに左右され続けてしまいます。正直に心から達成したい目標や到達したいゴールであれば、ストレスやプレッシャーにはならず、むしろ励みやエネルギー源になるはずです。

自分の望む人生を実現することが目標であって、仕事はあくまでも手段であるはずです。 ここを間違えると、ストレスが溜まり、優先順位をつける心の余裕すら失ってしまいます。 また「好きな事 ( 自分に正直な目標 )」ではなく「得意な事」だけをやっていても、ストレスはたまります。

下手でもいいから「好きな事」をはじめてみてください。

心から欲する目標は、辛いときにも見失うことのない闇夜に射す一条の光のようなものだと思います。

③ 伝える:自分の夢や目標などを”言葉で”まわりの人間に伝える

  • 夢、目標、ビジョンなどを他人に積極的に語ること
  • 他人に対して正直に自分のことをつたえること

自分にとって不都合なことであっても、相手に正直に伝えること。つまり積極的な自己開示を意味します。 あなたが正直に夢や目標やビジョンを語ると、邪魔が入ることがあります。

止めておいた方が良いと言う人もいるでしょう。夢、目標、ビジョンなどを他人に積極的に語ることによって、あなたの身の回りの人を見極めることが出来ます。惜しみなくサポートしてくれる本当の友か、それとも友のフリをしているだけの人なのかを・・

自分の夢や目標やマイゴールなどを職場の壁に貼ったり、手帳やノートに書き込むのも、古典的な手法としては良いと思います。自分にとって都合の悪いことをごまかしたり、隠したり、正当化したりすることも依存者からは抜け出すことができなくなります。

自分の弱さ、弱点、コンプレックス、悩み、不安、障害、困っていることなどマイナス要因は隠したくなるものですが、これも正直に伝えることが大事です。正直に言葉で伝えることで、まわりからの協力、情報、サポートが手に入ります。言葉で伝えることがキーワードです。

④ リスペクト:「人」を尊重する「基本」を徹底する

「リスペクト」と「媚びる」は同じではなく、リスペクトはスキル(やり方)ではなく、心構え(あり方)です。 このあり方は身に付けている人は、必ず救いの手が差し伸べてくれる人が現れます。私は何度助けられたか。人に対するリスペクトが無い人は、救いの手を遠ざけてしまいます。

人をリスペクトすること以外にも、基本に忠実な事、基本を徹底することも大切である。俗にいう「出来る人」を見ていると、何も特別なことをしていないことに気が付きます。基本に忠実であるだけです。当たり前のことを当たり前のように実行しているだけなのです。

誰でも知っているシンプルなことを、めんどうがらずに実行しています。何をするにしても、まず基本から入り、そして最終的に再び基本にもどります。大きなプロジェクトやゴールや栄光に共通していることは、耐え難いような単調さ(実りのある単調さ)が存在しています。

⑤ 冒険:背伸びした目標に挑戦する

  • 目標の際に冒険(背伸びした目標:ストレッチ目標に挑戦)をすること
  • 目標に向けた行動の中で冒険すること

2545410210私たちは成功を望んでいます。その成功には努力や痛みや犠牲が伴うことを知っています。私たちは決断の場面になると「冒険」か「安全」の二つの天秤にかけます。

短期的視点に立てば、人はラクなほうを選んでしまいがちになります。冒険しないことによって得られる安心感を選んでしまうわけです。

私たちは、大なり小なり必ず成功体験を持っています。それを思い出してください。

ストレッチ目標は、初期の段階では、会社や上司や投資家や親や家族や指導者からの強制された目標であったかもしれません。しかし、ひとたびそのストレッチ目標をクリアしてしまうと、もはや同じレベルの目標は安全圏内の目標に変わってしまうのです。

ストレッチ目標によって意識にシフトする

ある教育コンサルタントが行った小学校の実験

● 今から皆さんに、五円玉を一枚ずつ渡しますので、机の上にその五円玉を立ててください。制限時間は一分です。 ● 今から皆さんに、五円玉と糸を渡しますので、まず机の上にその五円玉を立ててください。その後五円玉を倒さないように、その穴に糸を通してください。制限時間は一分です。

最初の指示では、だいたい半数くらいの生徒が五円玉を立てることに成功するそうです。

次の指示では、五円玉を立てるところまでは、ほぼ全員ができるようになるそうです。 このように、ストレッチ目標の設定によって意識にシフトを起こすことができるのです。

目標に向けた行動の中で冒険する:ブレイクスルーする

私はこういう人間です。だから●●は無理です。というように、自分で自分の枠をつくっています。 そうやってできない理由を次々と探すのです。冒険しない方がたしかにラクですが、これは短期視点で見た場合です。

短期のラクは、長期の苦を意味していることは理屈では理解していますが、どうしても冒険することは難しいようです。 ブレイクスルーの対極にあるのは、逃避と言われる行動です。

逃避とは、正当化、決め付け、被害者意識、責任転嫁、嘘をつく、条件付け、妥協、延期、無視、逆切れ、意図的な遅延行為、フリをする、過食、同情を求める、すり替え、言い訳、ギャンブルなどあげればキリがありません。

この逃避を使えば、手っ取り早く一瞬だけですが、満たされた気分になれるからです。逃げることによって生き延びる事もしてきており、人間は逃避に関しては得意技を持っています。

必要以上に逃避の方法を使っているようであれば、まず、そのことに気づくことが大切です。気が付けば必ず変えられる保証はありませんが、気が付かなければ変えれません。気づきは変化の第一歩、変化の前提になります。

⑥ 現在に集中し責任(変化に柔軟に対応する能力)を持つ

過去や未来を見る前に現在に集中する

「現在」に焦点を当て、問題解決の方法を考えていこうという場面であっても、どうしても現在を見ることが出来ず、過去の失敗ばかりに目がいってしまう人がいます。また一方で、起きていない未来の事ばかり目が向き、しかも悪いシュミレーションをして、不安ばかり募らせている人もいます。

過去の失敗から学ぶこと、未来の予測を立てることは大事です。これを否定している気はありませんが、過去と未来にだけ目を向けて、現在に目を向けなければ、何のために生きているのかわかりません。ですので、現在に集中することこれは非常に大事なことです。

責任とは変化に柔軟に対応する能力を持っているということ

責任のイメージについて考える場合、「気が重い」とか「背負わされているもの」「できれば避けたい」など考えがちです。責任は「対応する能力」のことを言います。責任とは「変化に柔軟に対応する能力を持っている」ということです。

成果を創り出すためには、同じやり方に固辞するのではなく、ときには冒険をしながら、やり方を変えていくことが必要となります。 過去の正しかった答えが、今も正しいとはかぎらない。過去に違っていた答えが、今も間違っているとはかぎらない。

これは有名な言葉ですね。たった一度の最初の経験を唯一絶対だと思い込む傾向は避けなければなりません。「守株」という中国の故事はこのことをよく言いあらわしています。

守株 】 「宋の国の人に、畑を耕している者があった。畑に切り株があり、ウサギが駆けてくるなり、切り株に当たり、頚を折って死んでしまった。それからというもの、男は自分の耡(すき)をほうり出して切り株の見張りをし、もう一度ウサギをせしめてくれようと念じた。だが、ウサギは2度とは手に入らず、その身は宋国の笑い者になった」

出典 【株(くいぜ)を守る

自分のやり方を唯一絶対と信じ込み、それを部下に押し付けないということです。部下の意見にも耳を傾け、肯定的な意図にも目を向けてみてください。もう一度、自分のパターンを見つめ直し、自己認識を深めてみてください。

⑦ 約束を守りリレーションシップを保つ:自分との約束を守ることで自己価値を高める

成果に焦点を当てたときは、好きか嫌いかよりも、信頼できるかできないかが、人を選ぶ際には重要な基準になります。良い人であるよりも、信頼できる人であることが重要な要素になります。

「自分との約束」と「他人との約束」ではどちらを優先しますか?おそらくほとんどの方が、他人との約束を優先していると思います。他人との約束を守ることによって、信頼、評価、価値を低下しないように動きます。自分との約束を守るということは、自分が決めたことは自己管理をして、きっちりと実行するということを意味します。

自分との約束を守る習慣がついている「主体者」は、内なる自身が態度にも現れます。 依存者は、自分に自信が無いと方が多く、まず自分との約束を守ることを考える必要があります。

良好な人間関係とものごとのバランスを保つ

リレーションシップという概念には、人間関係をはじめとしたあらゆるもののバランスをとることまで含まれています。あるひとつのことに集中するあまり、全体的なバランスを見失ってしまうことがあります。 短期的には、目覚ましい成果を上げる事ができるが、長期的には成果を上げることが難しくなります。

長期に渡って成果を創り出すプロセスを確立することがもっとも大事であり、日々の心構え・習慣、潜在意識を大事し、リレーションシップを保つことが大事です。もし保つことが出来ていない場合、自分は何のために仕事をしているのかという人生の目的、長期ビジョンをもう一度、じっくり考えなおすことが必要です。

⑧ 目標達成の強い意思を持つ

25478785120 考えるよりも先にゴールを決め、自分に正直になり、夢やビジョンを伝える。人をリスペクトを心掛け、夢やビジョンに向かって基本に忠実に物事を行い、背伸びした冒険をして、現在に集中し責任を持ち、自分と他人との約束を守りリレーションシップを保つ そして最後に目標達成の強い意思を持つことが大事である。

言われれば当たり前の事でありますが、考えるより先にマイゴールを決めることが大事であるのは、ピレネーで遭難した登山隊の話でもよくわかります。

道筋がつけられた地図を手に進んで行く人々が、信じているか信じていないかの問題とも述べており、”こうしよう”という意志の表明であり、”こうなるだろう”という将来予測ではないとも説明しています。

間違っていたとしても、帰るべき場所=ゴールを決め、それにむかって突き進むこと、間違っていれば修正しながら行動していく、考えることが”後”と言うのが、成果を出すためには重要ということが分かります。

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