【神話と寓話】 舟端の印

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昔、楚のある男が、船に乗って川を渡っているときに、うっかり持っていた剣を水のなかに落としてしまった。

あわてて、彼は小刀を取りだし、大急ぎで舟端に印を刻み付けた。

「舟端に印を刻み付けていったいどうするつもりだい?」

仲間がそう尋ねると男は、

「俺の剣は、ここから落ちたのだから、こうしておけば剣の在り処が分かるだろう?舟が止まってから、あとでゆっくり探せばいいのさ」

得意顔で言ったという。

そのあいだにも、舟はどんどん川下に流されて行った。

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なんて馬鹿な奴だと思うでしょうか。

これは時流を読めなかった男の話である。

一度の成功体験にとらわれて、商品の売り方や製法などを頑なに守り過ぎることで、時と共に市場から消えて行った商品やサービスを創っている人すべてに当てはまります。

こんな古来から、時代を読む重要性、前例にとらわれない発想や行動が、未来を切り開くと寓話が伝えているところから、人の考え方はたいして変わっていないと言うことでしょう。

現在は不確実な時代です。

思ったことが上手く行かないこと多く、その中で小さな兆しを見つめ、直観を重視しながら、この先に起こるシナリオを複数用意し、非線型の未来シナリオを同時に描く思考が重要な要素となります。

本質を押さえながら、インパクトの大きい変化のリスクや、大きな機会をとらえる機動的かつ好感度なアンテナが必要になります。

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