【ヒットの法則】 売れる商品が生まれる企画 おぼえておきたい 6 つのステップ

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売れる企画は誰でも ほしいもの

世の中には売れている商品や売れていない商品など、現代社会においては、商品というモノが溢れています。

商品を企画する者としては、やはり売れる商品を創りたいと考えることでしょう。

また、専門ではないのに、商品企画を急遽考える必要に迫られたり、アイデア出しを手伝ってほしいと言われることが、中小企業や零細・個人で仕事をしていると、事前知識無しで考えされられる場面に遭遇します。

そこで今回は、専門ではないけれど、簡単な商品企画の法則を憶えておくと、ビジネスシーンで役に立つと思います。より詳しい情報は、【 売れる商品デザインの法則 】を参照されたし。

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1. KISSの法則

KISS の原則 (KISS principle) とは、”Keep it simple, stupid” (シンプルにしておけ!この間抜け)、もしくは、”Keep it short and simple” (簡潔に単純にしておけ)という経験的な原則の略語である。

【 参照Wikipedia 】

つまり以下のように商品のコンセプトをシンプルに考えることが重要となります。

  • 商品仕様ならば、「最大の売り」をひとつ
  • 使い勝手ならば、その「操作性」をひとつ
  • 機能ならば、「基本性能」をひとつ
  • カタチならば、「基本形態」をひとつ

この法則は、最大の売り・操作性・基本機能・外観形状など、商品に込めるもっとも大切なことを、シンプルで明確にすることが要と伝えています。

2. すべての人が共有する認識、キーワードを抽出する

企画の段階において、キーワードが重要となります。キーワードとは、全関係者が共通の認識、共通の目的を持つ必要があり、共有できていなければ、魅力的な商品にはなりません。

商品デザイン開発とは、「言葉」「カタチ」 に変えることです。 たとえば、アップルのiMacのキーワードは、「宇宙にえくぼをつくろう」 でした。たったひとつのキーワードの下、開発されました。

共通の認識、共通の目的を持つまで、とことんキーワードを追求しましょう。言葉を収集し、整理統合する。磨き上げ残ったキーワードが全関係者を動かし、商品となり市場まで動かします。

3. コンセプトの組み立てる

コンセプトとは、「頭の中にしかないイメージ」 のことです。企画の段階では、いろいろなキーワードが出てきます。その中から、ピッタリのキーワードを選んでいく。そして最後に残ったものが、商品コンセプトです。

以下の内容を丁寧に議論していけば、モレのない商品コンセプトが生まれてきます。

商品コンセプトの10の項目

  1.  商品の存在理由 : なぜ今必要なのか
  2.  差別化要因 : 今までの商品とどこが違うのか
  3.  ターゲット設定 : 誰が買い、誰が使うのか
  4.  ニーズ設定 : 使う人が求める機能は何か
  5.  シーン設定 : だれがいつどこでどう使うのか
  6.  企業理念の確認 : なぜつくるのか
  7.  シーズ設定 : どのようにつくられるのか
  8.  販売ルート設定 : どのように売れるのか
  9.  商品構成 : どのような商品にするのか
  10.  デザインコンセプト : どのようなイメージにするのか

上記の10項目を十分議論して、出てきたキーワードを商品コンセプトに練り上げれば、良い商品ができます。

4.  追求 : とことん考え続ける

新しい商品やビジネスに失敗はつきものですが、失敗学の畑村教授は、「 正しい創造」とは起こりうる失敗を想定して、その確率を少しでも減らして失敗のない創造をすることだ 」 と提唱しています。とことん考えるステップは以下手順で行います。

  1.  とことん、いろいろなアイデアを出す
  2.  正しい審査基準 ( コンセプト ) で絞り込む
  3.  ユーザーに伝わるカタチにする ( 商品デザイン )

つまり、商品の骨格で重要な要素は、1.アイデア 2. コンセプト 3. デザイン に的を絞って、考え続けます。

とことん考えるのは実に面倒な作業ですが、逆に的を絞って考え続けるので、ブレが無くなり、エッジの効いた商品企画になってきます。この作業をしないと、ユーザーに受け入れられ、売上を上げるような良い商品はできません。

5.  物語を埋め込み、それに基づいて商品デザインを落とし込む

【 ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 】には、「 人は世界を 物語 」 で理解している。人は物語が大好きで、物語があるから親しみを持ち、愛着を感じるのだ」と書かれています。

中小企業などの技術開発物語や商品コンセプト、外観デザインなど、誰にでも分かりやすい 「 物語 」 を理解し感じた時、人はその商品に愛着を感じます。

積極的に商品開発の失敗や改良・改善などの物語を未来の顧客に伝えていきましょう。最後に商品を世に送り出すことができたその理由は物語となります。

その物語に秘めた思いを商品デザインに落とし込むことを進めてください。身近で役に立つ商品に込められた物語は、人に伝わりやすく、人はその商品に愛着を感じ、いつまでも使い続けてくれます。

6.  どんなアイデアも歓迎 アイデアの出やすい環境と思考法と心構えを持つ

商品開発で失敗しないためには、とことんいろいろなアイデアを出す必要があります。アイデア発想とは、「頭の中のもやもや」 を 「言葉」 にして、外在化させる作業を言います。 「頭の中のもやもや」 は主観的で、あれこれ考えているだけではいつまでたってもまとまらず、もやもやを 「言葉」 にして、外在化させ、客観的な評価をしていけば、その中から解決策が見えてきます。

アイデア発想の極意

  1.  アイデアの量:最低、数十~百個
  2.  アイデアは必ず紙に書く
  3.  アイデアは必ず思いつくと信じる事

著者は、川喜多二郎氏が創造性開発のために考案された技法である 「KJ法」 【 発想法―創造性開発のために (中公新書 (136))】 を使って、アイデアを出し、外在化させているそうです。

アイデアは、誰も思いつかないような奇抜なモノではなく、「 既成事実の組み合わせ 」 や 「 小さなきっかけ 」 により、小さなアイデアだしをすることに慣れましょう。アイデア発想の基本は、「 いかにきっかけを見つけるか 」 「 どれだけ多くの関連する既成事実を集めるか 」にかかってきます。

最後にアイデア発想の心構えとして、6か条を記載しておきます。

アイデア発想の6か条

  1.  アイデア発想には、慣れが必要。何回も繰り返す。
  2.  アイデア会議の参加者の情報レベルを合わせる。
  3.  アイデア会議の参加者は3名以上。男女、年齢差、文系理系など雑多なほうがいい。
  4.  アイデア会議の席では自由に発想し、評価や批判はしない。
  5.  アイデアを出した人に、アイデアの結果責任を押し付けない。
  6.  エンドユーザーの立場に立って、発想する。

まとめ

企画に従事している方であれば、当たり前のことばかりであるが、私たちのように企画職で無い人間が、いきなり企画の仕事に従事する場合に、事前知識として型を憶えておくことは重要だ。

シンプルに考え、キーワードを抽出し、コンセプトを立て、考えを煮詰め、物語に絡め、デザインに落とし込み、アイデアを発想するための方法と手順を以て、すべてに反映させていくこと。

これだけでも聞けば、いかに大変で難しい作業であるかが分かり、売れるモノを創る苦労は計り知れない。だが、企画の手順が分かれば、無駄打ちが減り、エッジの効いた企画も出やすくなります。

中小・零細では、なんでもする必要があり、その場合に最低限これらのことを憶えておけば、大きく失敗したり外れることはありません。ぜひ参考にして業務の役に立てて頂きたい。

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