【神話と寓話】 ピーター・ドラッガーが伝える 3人の石切り工

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3人の石切り工の話がある。
なにをしているのかと訊かれたとき、

第一の男はこう答えた。
「この仕事で、暮らしを立てているんだよ」

第二の男は、金槌を振る手を休めずに、こう答えた。
「どんな石切り工にも負けない、この国で最高の石切り仕事をしているんだ」

第三の男は、きらきらとした目で、こう答えた。
「大寺院を、つくっているんだ」

===

第三の男こそがマネジメントの人間である。

第一の男は、仕事でなにを得ようとしているかを知っており、事実それを得ている。
一日の報酬に対し、一日の仕事をする。だがマネジメントの人間ではない。将来もマネジメントの人間にはなれない。

問題は第二の男である。熟練した専門能力は不可欠である。組織は最高のスキルを要求しなければ二流となる。
だがスペシャリストは、単に石を磨き脚注を集めているにすぎなくとも、重大なことをしていると”錯覚”しがちである。

専門能力の重要性は強調しなければならないが、それは全体のニーズとの関連においてでなければならない。

ピーター・ドラッガー

ドラッガーは、仕事の本質を見据えることがマネジメントで重要だとこう説いている。

目の前のモノのスペックをいかに高めるか、既存の枠組みのなかで技術をいかに高めモノに反映するか、ということから発想してしまい、商品やサービスの本質を捉えて、それを変化する生活者に合わせて創り変え続けることが出来ていない。

技術屋さんの罠で、未来へのビジョンや新しい知恵やアイデアに乏しいと言ったところでしょうか。”技術偏重で変化軽視”から”本質発想で不断の変化”への発想の転換をドラッガーは寓話のなかで教えてくれています。

【賢者の決定技術】意思決定と目標設定:各章まとめ

 ピーター・ドラッガー 】 ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker,1909年11月19日 – 2005年11月11日)は、オーストリア・ウィーン生まれのユダヤ系オーストリア人経営学者。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management) の発明者、またマネジメントのグルの中のグルと呼ばれる。他人からは未来学者(フューチャリスト)と呼ばれたこともあったが、自分では「社会生態学者」を名乗った。

【Peter Ferdinand Drucker】 Quotable Lines:1
【Peter Ferdinand Drucker】 Quotable Lines:2  

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