【読書ポイント】 誰も教えてくれない人を動かす文章術 : 書くことで劇的に自分を変える技術

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【 書くことで生活が劇的チェンジする 】

文章を書く基本

① 日常 ② 観察 ③ 発見 ④ 構成

ものの見方を変える文章こそが、意味のある文章、単に書かれた情報の一部を受け取るのではなく、その文章を読んだおかげで、何かがインスパイアされる文章。

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他者の文脈をつなぐ訓練

一番簡単な訓練法

講師やテレビニュースの解説者のまとまった話をメモに取りながら聞き、その後でそれを文章にまとめるという作業。

  •  メモ:講義やテレビのニュース解説
  •  まとめる:余分をカット・順序を変える・無駄をそぎ落とす
  •  エッセイ:それらを組み合わせる

考える作業の二つの視点

 ① 発見 : 認識を思いつく
 ② 文脈 : それらを繋げる

話を思い出し、他とつなげたり、空白を埋める作業
無駄な箇所をそぎ落とし、文章に仕立てていく。よく吟味して意味のある内容だけで構成していく。

書くための二つの考える力

① 新しい認識を得る力
② 文脈を繋げる力

理解と知識の定着度

他人の話をまとめる作業には、理解度を深める必要があり、話の足りないところは、補ったり調べたりしないといけない。手間をかけて文章にまとめていくと、知識の定着度がきわめて高くなる。

自分で構成をアレンジして書いているので、書いた話は自分のネタになりいつでも話せるネタになり、知識の活用性が上がる。

知識の種類

① 受動的知識 : 知っているけど自分では活用できない
② 能動的知識 : 知っていて自分の経験で活用できる

書くという作業を前提として学ぶと、インプットの仕方や気構えは驚くほど変化します。その知識、ネタが外にあるもの、他人のものであっても、いったん自分で文章にまとめることで、自分の活用できるネタにしてしまうことができる。
あなた自身の知識や経験を絡めていくと、他人の論だったものが 換骨奪胎 されて、オリジナルのネタになってしまう。それが能動的知識というそうだ。

論を再構成して書いてみる

改めて自分でまとめてみる。大人になっても意外に楽しい作業である。題材はなんでもいい。講演会で聞いた話、番組で見聞きした話、誰かに伝えるつもりで、文章を再構成することを趣味にしても面白いかもしれない。

人脈が太くなる文章力

書いた文章をブログにアップしてみる。
番組などを見たら、30分なり1時間なり、軽くまとめてみる。
見聞した知識を情報として誰かに伝えることで、感謝され、人脈を太くすることができる。

他者の力で自分を広げる

文章というものはほとんど自分の内部に蓄積された他者の認識です。孔子は”述べて作らず”つまり”自分は創作しない”という言葉を残しました。孔子は、自分自身の感覚とは 9割以上が過去のものの継承なんだということを知っていたということになります。

あっという間に消えていく情報を追うことだけでなく、自分を深めることはできません。できるだけ自分の中に多くの他者を住まわせることを目標にしなければよい文章は書けない。

他者の話を引用し、咀嚼し、文章化して定着させる。その作業が慣れてくると、まるでたくさんの他者が自分の中にいて、常に自分の味方のようになって、彼らの認識の組み合わせでものを書いていくような感覚になっていきます。

“自己を深める”とか”自分を磨く”という言い方がありますが、”自己を広げる”ものだと考えているという。なるべく多くの他者を住まわせ、多様性に備える。これこそが柔軟な発想、ユニークな文章を生む土壌となると論じている。

【 まずゴールを決め、書くことで世界観がガラリと変化する 】

話言葉と書き言葉の違い

文章とは、最後のゴールが定められていて、それに対する段取り力も揃っている。文章を書くために必要なのは、文章力や国語力でも、日本語のセンスでもありません。何より必要なのは、“意味を掴み取る”能力です。

意味をしっかりつかみ取る握力。これを意識するかしないかが勝負の分かれ目です。

段取り力とは頭の中を整理すること

文章力は、”段取り力”と言い換えてもいいと思います。これさえ身に付ければ、書くという作業の半分は出来たも同然です。

段取りの手順

① ネタ出し : 思いついたものを書き出す/会話をメモ
② グループ分け : ネタを3つぐらいのグループに分ける
③ ゴールを決める : 最後の文章を考える
④ タイトルを決める : つかみが大切
⑤ 通過地点を設定する : ①がこれで“えー”②がこれで“へえ”結局③になる“ほう”の3つを考える

※いざ書く作業へ

最後の文章を決める

あらかじめ結論となる一文を決め、最後のこの一文につなげられれば、なんとか文章を締めくくることができる。という安心感があると、途中で文章がフラフラしても、落ち着いて書き進めることができる。

凡庸さを打ち破るコツ

例)  チームワーク=あやとり

別のキーワードを入れ込む。イメージで離れたもの同士で結びつける。
その結びつき方が、新しい意味を持ち、凡庸だったものが変わってくる。

タイトルの付け方

例)  論語と算盤

タイトルを疑問文にすることで、あなたはゴールに向かってその謎解きをしていけばいいのです。

二つのものの間にある距離を縮めるように頑張って文章を作っていくと、読んでいるほうは次第にそこに説得力を感じるようになります。つながらないものが最終的につながってくる。読み手は「あ、それでつながったのか!」と膝を打ちたくなるものになる。

書き手としては、そうやってつかんだ読み手の気持ちを、うまく目標地点まで運んでやることが必要になります。
最後にはちゃんと目標地点に降ろしてあげる。そして納得させる。最後のオチの無い文章に対して、やはり読み手は冷たい反応しか示してくれないものです。

三段構えの論法をとにかく速く書く

ゴールとなる結論の文章を決め、スタートとなるタイトルを決めたら、次の段取りは通過地点を3つほど定める。

通過地点を設定する

「一がこれで」”えー”「二がこれで」”へえ”結局「三になる」”ほう”の3つを考える

文章流れは、それほど緻密でなくて良い。最後のゴール地点が決まっていれば、そこに向けての三段階は力技でもよい。遠慮せずに攻めていく練習をすると、文章を書くのが格段に速くなってくる。書く速度は非常に重要。

自分の認識をさっくりと解剖

まずは自分自身の認識をざっくりと解剖してしまう。ネタだしをして、重要なワードを選び、結論を定める。それが出来れば準備は完了します。スタートとゴールを定め、通過地点の駅をトントンと3つ決め、明快でスピード感のある文章になるはずです。

引用ノートには惹かれた理由を書き込む

文章を書くためのネタを集めたネタ帳をつくるのはいいことです。
引用ノートには、「何処に惹かれたか」を単語ではなく、軽い文章で書いておく。

エピソードやインスピレーションと引用文を結びつけることができようになる。

審査する側の視点を考える

審査する側の目は「いかに人を落とすか」という視点であるので、まずは目を惹くものをチョイスする傾向がある。
論文の場合、報告書と企画書が一緒になったものであると審査側である著者は論じている。要旨で、試みとその狙い、そして結果をクリアに書くことが重要と述べている。

要旨のクリアさで、その論文の価値を推し量ると説明しており、内容についても化学実験のような再現性を求めるそうです。因果関係が明確に書かれているものを好み、このあたりを押さえておく必要がありそうですね。最終的には独自性のあるものであれば、審査する側の心象は良いようです。

独自の視点の見つけ方

視点の見つけ方

① 異質であると思われる二つのものの間にある共通点を見つけること
② 同質であると思われている複数のものの間に差異を見つけること

一見「異質なもの」と思われた二つの事柄に「通低する何か」を見つけられれば、あなただけの視点がそこにあるということになります。俗にいう「目のつけどころがいい」文章なのです。もうひとつは、差違を見つける基準を持つことが独自の視点になります。

個性とはある種の無理や歪み

はまらないものを無理矢理はめ込もうとするときに摩擦などが生じる事、この摩擦熱が書き手が好きな読み手にとっては、意外に爽快なのです。

ここでこれを持ってくるという驚きが、読み手にとって快感になるものです。著者はこれを「牽強付会力」と呼んでいるそうだ。初めて聞いたが。

想像力を膨らませ、アイデアを連鎖させる

最後は自分の想像力をいかに盛り込むか、既存のアイデアをいかに組み合わせて、新たな世界を広げるか、自分で何かを書いていく過程で世界が広がったと実感できるのです。

ますは書いてみることで、自分に気づいたということが結構多いと指摘しているが、あなたもそうなることを願っている。

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