【 マイノリティ・インフルエンス 】 数の力で相手を説得する~自分に同調する人間を味方につけて意見を通す 2 つのポイント

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マイノリティ・インフルエンス:自分に同調する人間を味方につけて意見を通す

 

少数意見が他を制す戦略を展開する場合

マイノリティ・インフルエンス ・・すなわち、少数意見による集団全体への影響は、心理学者モスコビッチらの実験によっても、その効果が立証されています。

実験では、集団の状況が不安定で、多くの人がはっきりとした意見を持っていないときは、たとえ一人でも自信に満ちた意見を言う人に、他者は同調しやすいという結果が出たようです。組織での集団が混乱して収拾がつかないときなどは、マイノリティ・インフルエンスが効果を発揮するようです。

さらに詳しい内容は 【 なぜか仕事がうまくいく人の図解 ビジネス「心理」テクニック 】 を参照していただきたい。

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マイノリティ・インフルエンス:モスコビッチの研究

4 人の被験者と 2 人のサクラを 1 集団として 6 枚のスライドの色を回答するという課題を 36 回行う。(スライドの色はすべて「青」) サクラは以下の以下の 3 パターンで解答するようにする。

  • 一貫条件 :サクラは一貫して「緑」と回答する。
  • 非一貫条件:サクラは 24 回「緑」12 回「青」と回答する。
  • 統制条件 :サクラを含めない 6 人集団をつくる。

結果

一貫条件でサクラに同調して「緑」と答えた被験者(8.42%)は、非一貫条件(1.25%)や統制条件(0.25%)より多かった。少数派が影響力を持つ条件として以下があげられる。

  • 少数派の意見が一貫している。
  • 少数派の意見が論理的である。
  • 少数派の社会的属性が、他の成員と類似し利害関係がない。

参照先: マイノリティ・インフルエンス(少数者影響)

あなたが劣勢に立たされている場合多くは同調圧力に屈してしまう

マイノリティ・インフルエンス:十二人の怒れる男

 

大きな会議で、あなた以外の社員全員が、ある意見に賛成したとします。反対なのはあなただけで、即座に「いや、それはおかしい。私の意見は・・」と反論します。

周りの人はどう反応するでしょう。経験、実績共に申し分ない社員の意見ならばともかく、大抵の場合、ひとりで自分の意見を通そうとやっきになれば、周りからはあきられてしまいます。

もし、あなたが入社したばかりの社員だったとしたらなおさらです。上司からにらまれ、同僚からは「会社の和を乱す奴だな」と揶揄される可能性も高くなります。

会社に居続けたいと思ったら、自分の主張が正しいと言い続けるのは、決して得策ではないということです。

オススメの映画ですね。さっきこれを観みて、書こうと思いました。

やはりある程度の根回しは必要

ダチョウ倶楽部

 大勢の社員の意見がひとつにまとまっている場合は、どのような工夫が必要になるのか。どうすれば自分の意見にも注目してくれるのかが気になるところですが、案外一度は皆さんが展開したベタな手法が効果的なようです。

一言で言えば、「自分の味方を見つける」ことです。自分と同じ意見の社員を探し、あらかじめ「味方」につけておけばよいようです。問題は味方の人数です。

味方は多ければ多いほどよいといいます。反対意見のグループよりも多くないといけない。そう考える人は多いと思いますが、実は味方は、自分を含め三人いれば十分なのです。

人は相手と戦うとき、単・複・団という数に左右されるようです。相手がひとり(単)やふたり(複)ならば勝ち目がありますが、三人以上(団)になると負ける可能性が出てきます。

「三」には相手に脅威を抱かせる暗黙の力があるようです。ちょうどこの「どうぞどうぞ」のように。あ~ダチョウ倶楽部が好きだわぁ。

三人でも少数には変わりませんが、それでも三人が「私もそう思う」と主張すれば、それ以外のグループにも一目置かれる存在となるはずです。

マイノリティ・インフルエンス 2つのポイント

同じ意見の仲間を集め「三人」から力を発揮させるのがポイント

1. 自らの意見に対して、大きな自信をもつ
2. 同じ意見の人間をふたり見つければ、大勢のグループに対して脅威を抱かせられる

3つの手順

● 少数派の自分に対して周りの反応が厳しい
● 自分と同じ意見の人間を探して味方につける
● 3人が結束していれば、周囲から一目置かれる

はっきりとした意見のない人間は、自信に満ちた意見を言う人間に対して同調しやすい。 私も私もと感情に沿い納得できる意見であれば、あなたの意見で「どうぞ」と言われます(笑)

よくある集団圧力:The Asch Experiment (Asch Deneyi)

多くの人は集団での圧力で簡単に意見を変えてしまいます。この場合長さがはっきりしていますが、曖昧な世論や、会社でのなんとなく慣習になっている行事や業務などは、さらに流れやすくなります。

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