選択のパラドックス: 自信過剰に陥らないために自ら心掛けていたこと

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現代に生きる個人は、単に自由を選択できるのではない。自由を選択することと、理解されることを強いられて生きているのである。必ず過去を解釈し、選択した結果、あるいは選択して出る結果を未来として夢見るのである。その選択は選んだ順に、選択した人の特徴が体現されていく。選択が選択した人に返って、個性の表現となるのである。_ニコラス・ローズ

選択肢が多ければよいというわけではない。 販売職にいたときに、とくに戒めていた概念です。 自信過剰に陥らないように、権威的なプロ化をしないと心掛けたものです。

余談ですが、私は少し前、飲料を扱う会社に居ました。販売職をしていたときは、お酒のことはほとんど分かっていなかった。よく日本酒やワイン”通”の人がいるが、それら友人に変わっていると言われた。なぜなら私自身、お酒を飲むのは好きだけど、銘柄などは実はどうでも良かったりして、これといって勉強もせずに選ばすなんでも飲んでいたからです。お酒を選べて目利きも出来、商品知識も学べる職場にいて、その道のプロになれるのにと。

私は笑って答えました。 私は販売職に就いているので、消費者の選ぶ立場及び目線を失わないために最低限の知識以外あえて勉強はしていません。商品知識や様々な目利きが出来れば、様々な選択肢が増え、逆に自分自身の満足度は減少することを知っていたからです。

その豊富な選択肢を減らすために、名人やプロは無難なモノしか選ばなくなり、独創性のあるモノを仕入れたり、創り出すことが困難になります。”通”は選択肢を増やすことにより、これだけは良いとして自分の好みの基準でしか選ばなくなり、既成概念を打ち破る挑戦的なものや近未来的なものなど、他は試すことなく気に入ったそれと他の少数しか選ばなくなり視野が狭くなる傾向が散見されたからです。

もちろんプロの方でも常に挑戦し、日々進化されている素晴らしい方もたくさんおり、私のような考えも賛成できない人もいるでしょう。ただ私は自信過剰傾向があり、このように考えるほうが、素直にセールスすることができたのです。 選択肢を省き排除することで、逆に満足度は向上して、顧客視点を保つことができるからです。と答えました。

チームにとって大事な事は【顧客の立場 (本当の意味での素人の感覚”うわ~欲しいわ。の気持ち”)】自信を持ったものを【販売は勉強しています念のため】紹介することが店舗を運営する際、大事な条件かと思います。現にアドバイスさせて頂いた店舗は、急成長して大繁盛していました。

セールスにかかわっている限りは、権威高い慢心したプロは目指さず、プロの腕を楽しみ味わい、自信過剰にならずに、真摯な姿勢を持って顧客に立場に徹する感覚は、心のどこかにずっと持ち続けていきたいと思います。現在コンサルティングをする際も、自信過剰に陥らないように、出会う人にすべての方々から学ばせて頂いております。

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