【 ヒットの法則 】 ブランドにみる抑えるべきロゴマークの6つのポイント

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ブランドのロゴマークは信頼のシグナル

ブランドを創る際、簡単なようで難しいのがロゴマークである。その際に抑えるべきポイントを整理したいと思う。

基本的なことを深く理解して人々の記憶に残り、感情・機能・美的・品質などを瞬時に呼び覚ます力のあるマークを考えてもらいたい。より詳しい情報は、【 売れる商品デザインの法則 】を参照されたし。

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1. シンボル化がしっかりとされているか

巷にはマークがあふれています。現代はマーク氾濫時代です。なぜこんなにマークが氾濫しているのでしょう。実はマークは人の「シンボル化」という心理的な機能に訴える力をもっているのです。

シンボル化は人が生きていく上で大変便利で、感情にまで深く結びついています。

人は情報をかたまりにして記憶し、そのかたまりをあるシンボルで代表させ、そのシンボルに安全か危険か・好き嫌いかというような感情ラベルを張って管理しています。

マークには感情を呼び覚ます力があり、巷のマークはその力を利用しているのです。

2. 一貫性を持っているか

中小企業の場合、パッケージのログマークと商品ロゴマークが微妙に違うとか、場所によって色がバラバラ、封筒とカタログのロゴが違う、管理職と社員の名刺ロゴが違うことがたまにありますが、社外の人間から見ると不思議な感じがします。

人は同じ部分が同じ方法で表現されていると、より使いやすく覚えやすいと感じます。

会社のロゴマークなどは、名刺から屋外看板までなるべく同じ色、同じ形で表現するほうがユーザーの認知度と好感度が高まります。これを「美的な一貫性」といいます。

「機能的で」「美的な」一貫性は、ユーザーに安心感を与え、メーカーの信頼感を作り上げる大切な要素です。

3. 種類をしっかり把握しているか

企業ブランド戦略は、そのブランド名やロゴマークに企業イメージが集約されるよう構築されます。
商品に有名企業のロゴマークがあれば、ユーザーは性能や品質に問題ないと考えます。

ロゴマークには、以下の三種類があります。

  1.  「シンボルマーク」・・図柄的マーク
  2.  「ロゴタイプ」・・文字
  3.  「ロゴマーク」・・シンボルマークとロゴタイプの両方の良い点を取り入れたもの

昔の企業は、「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」が大半でした。

またロゴタイプをシンボル化して、社名や理念を伝えながら、シンボルとして人々の頭の中に記憶させるように、「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」の両者の良い点を取り入れた「ロゴマーク」もよくあります。

またブランドが浸透している場合や、老舗のイメージを演出したい場合には、シンボルマーク+ロゴタイプを使った方が効果的です。

4.  階層をしっかり整理しているか

ロゴマークにはいくつかの階層があります。

  • 上位階層:企業レベル
  • 中位階層:カテゴリレベル
  • 下位階層:商品レベル

など階層が上になるほど、変更が難しくなります。

企業のロゴマークが、商品が出るたびに変わったのでは、なんだか信用できないからです。
それに比べると、商品ロゴマークは、新商品発売の度に新しくしても問題ありません。

中小企業の場合は、ロゴマークの階層管理がしっかりとなされておらず、商品自体がその会社の顔になっていることも多く、商品ロゴマークが、企業レベルまで担っているようなことがよくあります。

各階層レベルでごちゃごちゃになっているのなら、それを整理するためにロゴマークの体系を見直しましょう。

例として、ネスレがあげられます。

  • 上位階層:企業レベル【ネスレ
  • 中位階層:カテゴリレベル【ネスカフェ
  • 下位階層:商品レベル【ゴールドブレンド

5.  管理がしっかり成されているか

ロゴマークは、新しくすることに意味があるわけではなく、しっかりと管理することに意味があります。

ブランドは恋愛に似ています。人はブランドを簡単に好きになるけど、簡単に嫌いになり、一度嫌いになったらなかなか好きに戻りません。

ブランドを維持するには不特定多数の全員から好きになってもらうよりも、全員から嫌われないようにするほうが大切です。

パッケージのログマークと商品ロゴマークが微妙に違うとか、場所によって色がバラバラ、封筒とカタログのロゴが違う、管理職と社員の名刺ロゴが違うことがたまにあります。

ロゴマークの管理体系を整理・構築しなおすことで、ユーザーから観た企業の信頼度が向上します。

6.  VI ( ビジュアルアイデンティティ ) 3つの法則を抑えているか

  1.  ひとつのことを訴え続けないと心には届かない
  2.  かっこいいところを見せるよりかっこ悪いところを見せない
  3.  シンプル イズ ベスト= 誰にでもわかるデザイン

まず、①番目の「ひとつのことを訴え続けないと心には届かない」は、最低でも3年、出来れば10年間はロゴマークを変えないこと。

従業員やその他関係者は、毎日観ているので一年ぐらいで飽きて変えたくなるのですが、ユーザーがそのロゴマークを見るのは、一日に数秒です。

最低3~10年間は同じロゴマークでないと覚えてもらえず、ユーザーの心の中で「シンボル化」されません。

②番目の「かっこいいところを見せるよりかっこ悪いところを見せない」常にかっこよくなければならない必要はありませんが、不特定多数のユーザーから嫌われないための手法(VI)ですので、かっこ悪いところを見せないことのほうが重要です。

最後の③番目の、「シンプル イズ ベスト= 誰にでもわかるデザイン」シンプルであれば、誰にでも受け入れてもらえます。これらは、どれも難しいものではありませんが、10年単位で管理するのは大変なことでもあります。

例としては、無印商品のロゴマークがあります。

まとめ

創ることに関しては、ある人にとっては簡単で、ある人にとっては難しいのがロゴマークである。

私たち顧客から観ると、それを見て感覚的に選択しているが、出来る限り長く存続していて、愛着のあるロゴマーク   ( 企業 ) に信頼を寄せるものである。

名のある企業が商品名を社名にしたり、その際にロゴマークが変わったり、いきなりブランド名を変えたりする事例が散見されるが、愛着のあるブランドが看板を変える行為は顧客から観た場合、ほとんどが残念な場合が多く、変更の難しさを孕んでいる。

これらのポイントを今一度チェックしてより良いロゴデザインを考えてもらいたいと思います。

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【参考お役立ち書籍】手元に置いてサクッと読めました。

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