【超軽量級の哲学:ぼくの哲学_アンディ・ウォーホル】 想像を超えて成功し過ぎた人の境地

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偉大なるアートビジネスマン(商業芸術家)のアンディですが哲学書なるものを見つけ読んでみた。かなり変な奴かと思っていましたが、やっぱり変な奴で、たまにキラリと光る本質的な事を鋭い視点をもって語っている。

彼は”有名人”という職業をこなし、トレードマークやイコンやイメージ、ドル札を大量に残しながら、巧妙にウォーホルを演じていたフシがある。芸術に対して、フラットで平坦であり、幻想もまったくない。

キャッシュを製造するマシンとして見ているところもある。 ただあらゆる人々が、人生をかけて目指している”成功と定義するもの”を時流に乗り、才能を以て若くしてすべて持っていた人の立場はなかなか痛快である。

なまじ成功を目指している人々が、その仕事での努力やモチベーション、生きる希望を手に入れるために名言や教訓を残し、私たちはその生き方に感銘を受けるが、”運悪く”それらを、才能を以て飛ばして成功してしまった立場の人間は、世の中を探してもなかなかいない。

なので純粋であり、良く思われようとする建前がないので、言葉に信憑性がある。(あくまでも彼の世界観の中だけであるが) 下記はなかなか上手いなと思う一節を紹介

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ぼくは、アート・ビジネスマンかビジネス・アーティストというやつになりたかった。一番魅惑的なアートは商売に長けていることだと思う。うまくいっている商売は一番最高の芸術だと思う。

ぼくはいつも残り物で残り物のことをするのが好き。みんながいらないと思って捨ててもおもしろいものになる可能性があるんだ。まあ、リサイクル作品だね。残り物にはユーモアがたくさんある。 残り物にはたぶんいいものはないだろうけど、それを拾って良くすることもできるし、少なくとも興味あるものに作り替えることができる。

無駄を無駄のままにしないでいられるんじゃないかと言っているの。作品をリサイクルし、人間をリサイクルし、他のビジネスの副産物で自分のビジネスができる。実際、競争相手のビジネスの残り物を使って出来ているんだよ。だからとっても経済的。そして一番面白いやり方ね。

有名であることの良い点は、雑誌のページで話題になっている人達をぜんぶ知っていることだ。 みんなが有名だと思っているおもしろい人たちには感激しない。会うのは簡単だから。一番感激するのは会うことなんて思いもしない人に会ったときね、会って話すなんて夢にも思ったことのないような人達。

古いビルを見ていると、あのビルを建てた人は今はもういないんだって考えてしまう。

それとか、映画の群衆のシーンを見てここに動いている人たちは、みんなもう死んでしまっているんだと思うと恐ろしいね。 ぼくは死ぬということを信じていない、起こった時にはいないからわからないからだ。

死ぬ準備なんてしていないから何も言えない。

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